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NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン3 第24話「遠い記憶 (後編)(消えた記憶)」

あらすじ

意識が回復したギブス。 しかし彼は捜査官だった頃の記憶をなくしていた。
ダッキーは、ギブスが最初の妻と彼女との間の娘を亡くしていたことを知る。 ギブスが湾岸戦争従軍中に、妻子は麻薬絡みの事件を目撃、 証人として保護されていたが、警護の捜査官とともに殺害されていた。

NCISはトニーを中心にアブ・サヤフのテロリスト、ピンピン・プーラの捜査を続けるが、 ギブスにテロ情報を伝えた捜査官ガリブこそがピンピン・プーラだった。

一方ジェニーは、かつてNCISでギブスの上司だったマイク・フランクスに、 ギブスの力になってくれるよう依頼する。 マイクとの再会で、ギブスの過去が徐々に明らかになっていく。

そして、ピンピン・プーラによるアメリカ軍の艦船へのテロが決行されようとしていた。

感想

シーズン3の最終話。前話からの続きとなる。 今まで断片的にしか描写されてこなかったギブスの過去が、 時間をかけて描かれている。

マイク・フランクスが90年代にすでにビン・ラディンの脅威を指摘していたが、 上層部に聞き入れられず、失望してNCISを辞めたという過去が、 ラストのギブスの行動の伏線になっている。
クリフハンガーでありがちな、登場人物の去就をうやむやにしたままの終了という展開は、 前話ラストでギブスが記憶を取り戻したことでなくなったと思ったけど、 この展開だと来シーズンもしギブスが出てこなかったとしても、 ギリギリ説明のつく流れになっている。 まあ実際には、来シーズン以降も普通に出演するんだけど。

湾岸戦争以降の記憶を失っているギブスに対して、 看護師が「まさかターミネーターが知事になるなんて思わなかったでしょう?」と問いかけ、 それに対してギブスが「大して変わらない。(記憶を失う前は)レーガンが大統領だったんだ」という 掛け合いに、何となくアメリカでのタレント議員に対する世間の反応が見て取れる。

出演者・声優

マイク・フランクス役のミューズ・ワトソンは、 ジェニファー・ラブ・ヒューイット主演のホラー映画『ラストサマー』で、 殺人鬼ベンジャミン・ウィルスを演じた俳優。 『プリズン・ブレイク』にも出演している他、 『JAG』に別人役で登場している。

トニー・ディノッゾの映画ネタ

  • 『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(Dances With Wolves 1990年 ケビン・コスナー監督)
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