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NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン7 第23話「忍び寄る影(復讐の始まり)」

あらすじ

マルセイユで勤務していたララ・メイシー捜査官が、 アナポリスで死体で発見された。 ナイフで首を斬られた後、遺体を焼かれていた。 彼女は生前、バローズ兵曹と連絡を取っており、 彼女のレイプ事件を担当していた。 またララの実家に捜査官を名乗る男が現れ、 昔の捜査ノートを盗んでいったことも判明する。

レイプ事件の容疑者は、当時マルセイユに住んでいたタイラー・ハモンドという男だった。 タイラーは現在アメリカに帰国しているが、 事情を訊きに彼の元を訪れると、海兵隊員に暴行された直後だった。 タイラーに事情聴取を行なうギブスだったが、 彼とその父親、そして弁護士は、タイラーはレイプ事件の目撃者で、 本当の犯人は、海兵隊員のワクターとカペタロスの2人だという。

やがてタイラーと父親はバローズ兵曹へのレイプを白状するが、 ララ・メイシー殺害については否定した。 そしてララの家から盗まれた捜査ノートは、 ギブスのエルナンデス殺害を捜査していた20年前の頃のものであることが分かる。

感想

前話から続く、ギブスの過去の復讐劇にまつわる事件。

ちょっと忘れていたが、ララ・メイシー捜査官は シーズン6 第22,23話「LA特殊捜査班・前編,後編(ロサンゼルス潜入捜査班)」で登場したキャラで、 当時はLA支局のOSP管理部長だったが、 その後正式にシリーズ化した『NCIS:LA』には出演していなかった。 設定ではマルセイユ支局に異動になったようで、1年ぶりの登場だが、 冒頭から黒焦げの死体になっており、本人は登場せず(一瞬回想シーンあり)。

20年前ギブスのメキシコでのペドロ・エルナンデス殺害 (妻子を殺された復讐)の捜査担当だったが、 真相を知り、事件を闇に葬った人物でもある。 その事をギブスは長らく知らず、ララとは確執があったが、 LA支局のネイト・ゲッツに教えられ、誤解は解けた模様。

この20年前の事件の関係者が今回次々とターゲットになっており、 マイク・フランクスも標的にされる。 さらにギブスを恨むベル元大佐も絡んでくるなど、 複雑な展開を見せる。
またギブスの件を知っているアビーが、 どんな決断を下すのかも興味深いところで、 次回の展開が気になるストーリーになっている。


NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン6 第22,23話「LA特殊捜査班・前編,後編(ロサンゼルス潜入捜査班)」

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