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NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン11 第17話「80年代の栄光(男の覚悟)」

あらすじ

海軍の慰問コンサートが行われる予定だったコンベンションセンターで爆発があり、 海軍兵士ダミアン・ハンター兵曹が死亡した。 爆発は事故ではなく、魚雷の弾頭がタイマー起爆により爆発した事によるものだった。 爆弾が仕掛けられていた部屋はコンサート出演者の楽屋であり、 出演予定だった落ち目の歌手、マンハイム・ゴールドが狙われたものと思われた。 コンサートの中止を懸念したイベント担当のルーク・ピシェットは、すぐに代替会場の手配へ動いた。

パーマーは養子縁組を予定している赤ん坊がもうすぐ生まれそうで、仕事に身が入らない。

酔いつぶれて留置場に入れられていたマンハイムを見つけ出したギブスたちは彼を事情聴取し、 彼が車のブレーキの故障で事故を起こしたこと、働いているクリーニング店に最近怪しい男が何度も訪れていることを知る。 偶然の一致とは思えず、何者かがマンハイムを狙っている疑いが強まるが、 彼のマネージャーは、事件を宣伝にマンハイムもう一度売り出そうとと躍起になる。

ギブスは事件が解決するまで彼がステージに立つことを禁じ、 トニーが護衛に付くことになるが、NCISが隠れ家として指定しているホテルが満室で使えず、 やむなくトニーの家に泊めることになったが、 急遽ステージ出演が決まる。 マンハイム自身は複雑な思いを抱えており、マネージャーに後押しされ一旦は出演を決意するが、 土壇場で怖気づいてしまう。
ちょうどその時アビーからトニーへ怪しい男の正体が分かったと連絡があり、 会場へ姿を見せていた男を確保した。
男はマンハイム自身も知らなかった彼の息子で、最近になって親子であることを知ったため、 かつてのマネージャー、ロニー・マスタードに居所を聞いて、マンハイムを探し当てたのだった。
マスタードはマンハイムに恨みを持つ人間で、死んだと思われていたことから容疑者から外されていたが、実は生きていた。

逮捕されたマスタードはマンハイムの車に細工をしたことは認めたが、楽屋へ爆弾を仕掛けたことは否定した。 マスタードのアリバイは確認され、さらにマンハイムの楽屋だと思われていた場所は、 実は関係ない小道具置き場だったことが判明する。 これによりマンハイムを狙った犯行ではなく、別の目的があった可能性が浮上。
同じ頃弾頭に付着していた指紋の検査が終了し、ルークの指紋であることが分かった。
民間軍事会社勤務時代の2003年に、ルークはイラクへの現金輸送任務に就いていたが、 その際に数億ドルにも及ぶ現金が紛失していた。 ルークたちが基地に隠していたのだが、隠し場所に建て増しされてしまったため、回収できなくなっていた。 そこで慰問コンサートを企画し、コンサートで大騒ぎするどさくさに紛れて掘り出そうとしていたのだった。
会場にいる兵士をパニックにしないよう、マンハイムは覚悟を決めてステージに立つ。 その間にギブスとビショップはルークを発見し、逮捕した。

パーマー夫妻が養子に望んでいた赤ちゃんは無事生まれてきたが、 実母である女性が心変わりして子供を手放すことを拒否したため、 養子縁組は白紙になってしまった。 落ち込むパーマーをギブスは叱咤激励し、父親になる覚悟を説くのだった。

感想

何者かに狙われる大物(ではないけど)歌手と警護に就くトニーの関係は映画『ボディガード』を連想させる展開。
トニーとマンハイムでこれをやるとコメディだが、それはそれで面白かった。 事件の動機である行方不明になった現金数億ドルっていうのは、スケールが大きすぎる。
普通に大問題でしょ、これ。

邦題の「男の覚悟」はマンハイムのことかと思ったら、パーマーのことだったのね。

トニー・ディノッゾの映画ネタ

  • 『キング・オブ・コメディ』(The King of Comedy  1983年 マーティン・スコセッシ監督)

  • 『私立探偵マグナム』(Magnum, P.I.  1980年~1988年)
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