スポンサーリンク

今からでも受かる!個人情報保護士認定試験

個人情報保護士は、財団法人全日本情報学習振興協会が設けている資格。
民間資格ですが、近年の個人情報保護への意識の高まりの影響で、取得を推奨する企業も出てきています。
合格率は以下のとおりです(主催者発表)。

過去の平均合格率 37.3%(平均年齢37歳)
平成24年度の平均合格率 34.3%(平均年齢38歳)
平成25年度の平均合格率 35.0%(平均年齢39歳)

2005年に始まったこの試験、合格率だけを見ると以前よりやや難しくなっているのがわかります。
取るなら今のうちかもしれません。

勉強期間はどのくらい必要か?

6ヶ月必要という慎重派から2週間で充分という猛者まで様々です。
個人的には2ヶ月半かかりました。
ただ、その間がっつり勉強していたわけではありません。
参考書を毎日少しずつ読んでいったら、それだけかかってしまったということです。
1日にどれくらい勉強時間を取れるかで変わってくると思います。

勉強方法

具体的な勉強の流れを以下に記載します。
といっても、別に大したことをしたわけではないので、この程度の勉強でも合格するという参考程度に。

使用参考書:
個人情報保護士試験 完全対策
出版社: あさ出版; 改訂3版 (2013/1/16)
ISBN-10: 4860635744
ISBN-13: 978-4860635749

参考書の項目が大体20くらいに分かれているので、1日1項目ずつ読んで問題を解いていきます。
問題は1項目あたり4問程度です。
巻末に用語集や個人情報保護法の条文が載っているので、分からない単語があったらその場で調べていきます。
1日あたり約15分、週5日のペースでやっても1ヶ月かからずに終わります。

一通り読み終えたら、最後に付いている模擬試験を解いてみる。
これは試験時間と同じ2時間をきっちり測ってやってみるといいと思います。
終わったら採点して、間違えたところは該当項目の解説を再度よく読んで覚える。
これで1冊目は終了。
2冊目も全く同じように進めていきます。

2冊終えたら、後は時事問題対策です。
これは普段からアンテナを高く張って関連ニュースを覚えておくしかないですが、時事問題はある程度常識で解答してもそこそこ点は取れると思いますので、そこまで深刻に考えなくても大丈夫です。
問題範囲も広いので、確実に出題される参考書の勉強に時間を割いたほうが有効でしょう。

また情報セキュリティ系の問題は年々内容が変化するので、参考書はなるべく新しい版のものを買ったほうが良いと思います。
私が今回参考書を2冊使ったのも、実は1冊目が古くて買いなおしたというのが理由です。
ですので、2冊買わなくても、1冊で2回繰り返して勉強するという方法でも充分です。

情報システムセキュリティ関係の問題は、PCに強い人は有利なのかなあ。
自分はそっちの分野はからきしダメなので、苦労しました。

試験の注意点

問題は

Ⅰ.個人情報保護の総論(40問)

II.個人情報保護の対策(60問)

と2つに分かれており、それぞれ8割以上取らないと合格できません。
したがって、まんべんなく勉強しておかないと、合計で8割を超えていても落ちることがあります。
私は前述のとおり、情報システムセキュリティ関連の問題がボロボロだったので、ギリギリ合格でした。
試験時間・会場について:
試験時間は120分で休憩なし、途中トイレ退席も出来ません。
試験問題は100問なので、単純計算で1問1分10秒程度。後で見直す時間を考えると、1問1分で解いていかないと厳しいでしょう。
1つの問題にいつまでも悩んでいる時間はありません。30秒くらい考えて分からなければ、飛ばしてどんどん次の問題へ進んでいくほうがいいと思います。 また聞いた話ですが、会場によっては室内に時計がない場合があるそうです。
試験中に監督官が時間を知らせてくれるのも、ラスト10分の時だけです。
腕時計は必ず持っていくようにしましょう。
当たり前ですが、携帯電話の時計機能は使用不可です。

その他

iPhone用の対策アプリもあるようです。

個人情報保護士認定試験対策アプリ
https://itunes.apple.com/jp/app/ge-ren-qing-bao-bao-hu-shi/id783262919?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク