スポンサーリンク

NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン11 第6話「爆弾と古傷(ボーリンの信念)」

あらすじ

海底油田のプラットフォームで爆発があり、海兵隊員マーヴィン・ヘブナー少佐が死亡した。 管轄権の問題からNCISと沿岸警備隊の合同捜査となり、 沿岸警備隊のアビゲイル・ボーリンが捜査に加わることになった。 犯行時刻に現場近くで不審なボートが目撃されており、当初はテロが疑われたが、 後に爆弾はブリッジに仕掛けられており、ヘブナーを狙った犯行であることが判明する。

プラットフォームの制御システムにはマルウェアが仕込まれており、 開発者の大学生ダニエル・ベントンに疑いがかかるが、 このソフトはシステム内部を覗き見るためのもので、乗っ取りはできないことがわかる。
次に爆発物使用の前科があり、事件当時プラットフォーム内にいたコックが疑われるが、 こちらも空振りに終わる。

捜査中、普段と異なり平常心を失っていたボーリンだったが、 彼女には海兵隊時代にイラクで爆破テロに遭い、戦友と恋人を失った過去があった。 私情を挟むことを恐れたボーリンは捜査から降りることを申し出るが、 ギブスは捜査を最後まで全うするよう促す。
一方ギブスは海軍長官から、ジヴァ退職後に人員を補充しないことについて、クギを刺されていた。

ダッキーとアビーの科学捜査で、 爆発現場に希少なサメの皮と金属片があったことが判明、 成分を特定し、爆弾は高級アタッシュケースに入れられて持ち込まれたことが判明する。 厳重な身元調査で従業員に不審な者はいなかったが、 唯一、会社の顧問弁護士だけは対象から漏れていた。

犯行の動機はテロに見せかけて爆発を起こし、 株価暴落を引き起こして、それに乗じて株の空売りをすることだった。

事件解決後、ギブスはボーリンをチームに誘うが、 気持ちは揺れつつも、沿岸警備隊でやり残したことがあるとして、 ボーリンは次の事件に向かうのだった。

感想

シーズン7以降恒例となっている、沿岸警備隊のアビゲイル・ボーリンが登場するエピソード。 これまでと異なり、ボーリンの過去が詳細に明かされた。 ラストではNCIS入りを匂わせる台詞もあったが、結局そうはならなかったらしい。
お気に入りのキャラなのでレギュラー入りしてほしい気持ちもあるが、 たまに出てくるくらいが丁度良いのかもしれない。

シーズン7初登場時に連れていた部下・オマギ捜査官の名前が言及されており、 まだコンビを組んでいる模様。
ちなみにオマギ役の俳優は、『NCIS:LA』に別の役で出演している。

出演者・声優

大学生ハッカーのダニエル・ベントンを演じたChelsea Harrisは、2020年公開予定の映画『トップガン マーヴェリック』や Amazonビデオで配信予定の『スタートレック:ピカード』に出演するらしい。

トニー・ディノッゾの映画ネタ

  • 『ウォール街』(Wall Street 1987年 オリヴァー・ストーン監督)

  • 『ダーティ・ハリー』(Dirty Harry 1971年 ドン・シーゲル監督)
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク