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NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン11 第7話「空の戦友(固い友情)」

あらすじ

海兵隊のマイケル・ドーソン三等軍曹が洋服店で強盗に遭遇し、射殺された。 近くで同種の事件が頻発していた最中の出来事で、 連続強盗事件に巻き込まれたと当初は思われたが、 近くの監視カメラの映像にドーソンを尾行している不審なSUVが映っており、 彼がターゲットだったことが判明する。

ギブスは父ジャクソンが交通違反で捕まったため、事件をトニー達に任せてジャクソンを迎えに行く。 そこでジャクソンの戦友ウォルター・デックから手紙が来たことを明かされ、 余命僅かな戦友に会いに行くので一緒に来てほしいと、ギブスはジャクソンに頼まれる。 ジャクソンによれば、大戦中彼の戦闘機が故障して基地へ帰投できなくなりそうになった時、 近くまで随伴してくれたのがウォルターだった。 しかしジャクソンが教えた住所へ行っても誰もおらず、 軍の記録を調べてもウォルター・デックなる人物は該当者がいなかった。 徒労に終わったギブス親子は、一旦ワシントンDCへと戻るのだった。

ドーソンの身辺を調査すると、彼は国防秘密局(DCS)へ出向しており、 母親の出身地ナイジェリアの地域言語ジャラー語を使った暗号解読に携わっていた。 そしてここ数日、母親に内緒で休暇を取得していた。

DCSの通話記録から、ドーソン宛に電話をしてきたアーロン・コノリーという男に目をつける。 彼は親戚からSUVを借りており、車種が監視カメラに映っていたものとよく似ていた。 ギブスたちはコノリーを尋問するが、コノリーとドーソンはドラッグ更生プログラムの知り合いで、 すでに構成していたドーソンはコノリーに対して親身になっていた。 そしてコノリーが再び薬物に手を出した時、休暇を取って付き添ってくれていたのだった。 それだけでなく、コノリーにドラッグを売ったディーラーへ話をつけに行き、そこで殺害されたのだった。 ドーソンを殺害したディーラーは事件現場となった洋服店のオーナーだった。

ギブスはウォルターの経歴が軍の記録にないことをジャクソンに告げるが、 ジャクソンは、ウォルターはアメリカ人ではなく、ドイツ軍所属のパイロットだったことを明かす。 戦後ドイツから移住してきたのだった。
ウォルターの存在をその後も調査していたギブスは、 彼が救急車でどこかへ運ばれていったことを知る。 そして救急車の形状と彼の手紙に書かれていた「BLUE SKY」という言葉から、 ブルースカイホスピスという療養所を探し当て、 ジャクソンとウォルターは無事再会できたのだった。

感想

ギブスと父ジャクソンの交流を描くエピソード。 老齢から運転がおぼつかなくなるところは、日本でも近年問題になっているテーマだが、 日本以上に車社会のアメリカの場合、もっと深刻な問題なのかもしれない。

ギブスとジャクソンは会うたびにいがみ合っている(それでいて仲の良さも感じ取れる)印象だが、 もしギブスの提案通り同居していたら、どうなっていたのだろうか。

トニー・ディノッゾの映画ネタ

  • 『フォーエバー・フレンズ』(Beaches 1988年 ゲイリー・マーシャル監督)
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