スポンサーリンク

NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン11 第8話「罪深きアリバイ(アリバイを崩せ)」

あらすじ

クワンティコの海兵隊基地で、女性兵士が車に撥ねられて死亡した。 NCISの科学捜査で基地にあるピックアップトラックが特定され、持ち主のジャスティン・ダン軍曹が逮捕されるが、 彼は弁護士のキャリー・クラークにアリバイがあると打ち明ける。
そのアリバイとは、犯行時刻に全く別の場所で別の人物を殺害していたというものだった。

クラークは自身でそのアリバイが事実であることを確かめたものの、ダン軍曹のアリバイである殺人については守秘義務がある為話すことができず、 自身の倫理観と弁護士の義務との間で悩んだ末、守秘義務に反しない範囲でギブスへヒントを残す。

ダンが殺害したのはフォールズ・チャーチにある葉巻屋の主人だったが、地元警察のドックリー刑事の話では、 葉巻屋は隠れ蓑で、実態は違法賭博場だった。 地元警察は容疑者として被害者に多額の借金があるウェンデル・カイザーという男に目をつけていたが、 彼にはまたもや鉄壁のアリバイがあった。

女性兵士ひき逃げ事件は、アビーの科学捜査で、車に残っていた指紋から真犯人が逮捕され決着を見るが、 そのためダン軍曹は釈放されてしまう。
NCISの捜査でダン軍曹は人妻オリヴィア・チャンドラーという女性を浮気しており、 オリヴィアとダンは資産家であるオリヴィアの夫を殺害する計画を立てており、 オリヴィア、ダン、ウェンデル3人の接点である断酒会で、交換殺人を計画していたのだった。

表向き葉巻や主人殺害事件の担当でないNCISは動くことができなかったが、 フォールズ・チャーチ警察へ情報を提供することで、警察が3人を逮捕し、事件は解決となった。

感想

国際的なテロや陰謀などがなく、久々に刑事ドラマに回帰した内容。
ドックリー刑事とギブスが知り合いだったり、弁護士のキャリー・クラークが元FBI捜査官だったりと、 登場人物とあらかじめ面識があるという設定で、余計な人物説明を省略する展開となっている。

いっぽうトニーは教会ボランティアに取り組む等、ジヴァ降板以降、良い人キャラ化が進んでいる。

キャリー・クラークは今後の再登場を匂わせる終わり方で、 前々回のボーリン捜査官と同様、今後のレギュラー化に含みを持たせている。

出演者・声優

ダン軍曹役のSteven Helmkampは『ポセイドン・レックス』という凄まじくB級臭漂う映画に出演している。
この『ポセイドン・レックス』を監督しているのは、『コマンドー』で有名なマーク・レスターである。

トニー・ディノッゾの映画ネタ

  • 『大統領の陰謀』(All the President’s Men 1976年 アラン・J・パクラ監督)

  • 『白いドレスの女』(Body Heat 1981年 ローレンス・カスダン監督)
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク